会社概要

社名の由来

宇迦之御魂神様

稲に宿る神秘な霊

稲成り

ご神仏様からのご加護を受けられますように、宇迦之御魂神様うかのみたまのかみさまからお名前を頂きました。

「古事記」では須佐之男命と神大市比売かみおおいちひめの子と記されています。古代の日本では、「ウカ」や「ウケ」という言葉には、「穀物・食物」という意味を持ちます。

ウカノミタマ
出典:国史大図鑑. 第1巻 国立国会図書館デジタルコレクション

宇迦之御魂神様うかのみたまのかみさまの「宇迦うか」は「食物」、特に稲霊いなたまを表し、「」は「神秘・神聖」、「たま」は「霊」で、そのお名前の意味は「稲に宿る神秘な霊」と考えられているそうです。

伏見稲荷大社の主祭神しゅさいじんであり、稲荷神いなりのかみ =お稲荷さんとして広く信仰されています。

宇迦之御魂神うかのみたまのかみさまの性別は不明ですが、稲荷神社の総本社そうほんじゃである伏見稲荷大社では、宇迦之御魂神うかのみたまのかみさまを女神としているそうです。

稲荷の語源は「稲成り」に由来すると言われており、農業と深い関係がある事が分かります。

稲荷神社は、日本国内で最も普及した神社。その理由の一つとして、江戸時代、全人口における84%以上が農民で、農村を中心に拡大していった為に、これだけ広がったのだろう、と言われております。

弊社の目的

宇迦魂うかたま種苗(株)は、日本豊受とようけ自然農(株)が実践している、「農薬・化学肥料を一切使わずに栽培・採種された遺伝子操作をしていない自家採種可能な種」や、苗などの供給を目的としています。

種取りは、本来、農民の仕事の一つです。採種が繰り返されることで、それぞれの地域の気候風土に適応した固定種・在来種の種が出来上がり、多様性に富んだ豊かな食文化を生み出します。

現在、一般に流通している種は、F1といった交配技術や遺伝子組み換え技術によって次々に作り出され、固定種・在来種が消失の一途をたどっています。

F1の種は、自家採種したところで、同じものはできないので、農家は、毎年種を買い続けなければなりません。

安全な種が手に入らない問題

2020年12月2日、種苗法改正案、参議院本会議で可決してしまいました。
本会議では賛成討論も反対討論も行われず、その所要時間たった2分40秒ほどに過ぎません。
虚偽のデータに基づいて法案が説明され、説得され、広報され、そのウソを指摘する議員の質問には虚偽答弁で答えて、何の修正もなされていません。そして、そのやりとりは報道されていません。

「日本の優良品種が海外流出しないように対策した種苗法改正案が成立した」という建前の理由だけが報道され、国民は、自力で詳細を探そうとしない限り、そのまま通り過ぎて行ってしまいます。

農家が先祖代々行なってきた自家採種・自家増殖が登録品種から一律禁止、権利を持っている種苗企業から毎回買わなければならないという事態が危惧されています。

農薬や化学肥料を扱うグローバル種子企業にこの権利を渡してしまうと、農家は彼らに隷属れいぞくし、在来種の種の多様性や生命溢れる土壌は失われ、人々は不自然な種子から栽培された農薬まみれの栄養・ミネラルが欠乏した作物を食べるしかなくなり、病気になるのは必須です。

種を生み出す農業の会社・それらの種を大切に扱う会社

日本豊受自然農株式会社

日本豊受とようけ自然農(株)は静岡県や北海道で、300種類以上の在来種の農作物を、自家採種中心に行なっている農業法人です。

豊受自然農で栽培された野菜達は、不揃いで不格好な時もありますが、野菜そのものの味がして、とっても美味しいんです。そして、豊かな栄養と、素晴らしい「スピリッツ(気)」を与えてくれます。

自然を敬い、自然からの恩恵に感謝する豊受自然農には、その農作物から自家採種で種をとり、できるだけ多くの方々に普及し、日本を、かつての元気な国に戻したい。という願いがあります。

そして、日本宇迦魂うかたま種苗(株)は、その日本豊受とようけ自然農(株)からの種苗の宝石箱を大切に取り扱って参ります。

自家採取の種種を採る会長自家採取した種

会社情報

会社名日本宇迦魂種苗株式会社
(にほん うかたま しゅびょう)
住所東京都世田谷区玉川台二丁目2番3号 矢藤第3ビル
電話03-5797-3015
FAX03-5797-3016
代表都築明美
設立年月日2020年9月16日
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